「B’z 30th Year Exhibition “SCENES”」、前期に続いて昨日5/12に後期も見てきました。
今回は、シアター、ミュージアム、オーディオガイドすべて同日に体感してきました。
以下、前期との変更点などまとめ。
シアター
●後期(2003-2018) / B’z SHOWCASE 2017 -B’z In Home Town-
2017年に開催した、B’z SHOWCASE 2017 -B’z In Your Town-。メンバーの故郷での凱旋ライブとなった、津山文化センター(7月22日)と、豊中市立文化芸術センター(7月23日)のライブの模様をダイジェストにてお届けします。
なお、B’z SHOWCASE 2017 -B’z In Your Town- の映像は、初公開となり、こちらも貴重な映像です!
内容覚え書き。
WOWOW特番Vol.2のCMからの、おふたりからの挨拶。
前期のシアターの挨拶とは別シチュエーション、白バックの背景で椅子に座るおふたり。
向かって左側に松本さん。右側に稲葉さん。松本さんは黒パーカーに白Tシャツ、サングラス。
稲葉さんはエキシビショングッズのディズニー黒Tシャツにジーンズ。後期開始ということで、後期といえば2003年のFinal Pleasure渚園。
台風で雨が降ってて寒かった。
稲葉「会場の外でドリンクとか売ってたみたいですけど、味噌汁がよく売れたみたいですよ。コールドドリンクは全然売れなかったそうで。」
松本「その話初めて知ったよ(笑)」おふたりから後期シアターの映像の説明からの、本編へ。
【津山】
「B’z SHOWCASE 2017 -B’z In Your Town-」4日目・津山文化センター セットリスト公演当日の街の様子。
稲葉さん会場入り。会報掲載の写真の撮影の様子。
この日の気温は32度以上。
ジャケットを羽織る稲葉さん「暑い…」
スタッフに高台まで「上がってきて!」とふざけて命じる。
ライブ会場の模型を熱心に見つめながらスタッフに説明する稲葉さん。リハーサル映像。「Hi」のサビ部分。
ライブ前の楽屋。
ライブの年表が書かれた紙を見ながら、1989年のCAMPUS-GYMを懐かしむB’zふたり。
稲葉さん「またやろうかな(笑)」暑い暑いと仕切りに言う稲葉さん。
シェーンさん、ライブ前のステージを覗いて「あそこの温度、ものすごく暑いよ…」ライブ直前の外の様子。突然の雨。
ライブ前の気合い入れで増田さんから「また雨呼んじゃったよ」といじられる稲葉さん。
稲葉「出たよ、雨ハラ(笑) 雨ハラスメント。」ライブ。
「声明」イントロの登場シーン。MC「今日のライブで津山の印象を良くしたいと思います。曲の歌詞も心の中ではすべて津山弁で歌っていくつもりで(笑)」
ライブ。
「Hi」1コーラス。
「GO-GO-GIRLS」1コーラス。MC
「この会場は自分と同じくらいの年齢。なので相当ですよ(笑)
自分の小さい頃からずっと見ていた会場で、こうやって仲間を連れて、これだけのお客さんの前で思いっきり演奏できて、これ以上の幸せなことはないです。本当にありがとうございます。」津山の声を聞かせてくれーのMCから、
「裸足の女神」のナナナコーラス、イントロまで。MC、稲葉「On Guitar! 津山に帰ってきたぜ!(笑) Tak Matsumoto!!」
松本さんポーズ。ライブ映像、「ultra soul」イントロから1番まで。
ライブラストMC、稲葉「津山に生まれて良かった! せーの、おつかれー!」
(ultra soul演奏時、会場の出入り口のドアを開放したらしいですが、その辺りの映像やエピソードは何も触れず。
また、稲葉さんのご家族やイナバ化粧品店も映像には一切登場せず。)
【豊中】
「B’z SHOWCASE 2017 -B’z In Your Town-」5日目・豊中市立文化芸術センター セットリスト当日の会場外の様子の映像。
松本さん会場入り。リハーサル。有頂天のイントロ部分。
ライブ前、楽屋。
稲葉「どんどん松本さんに話し振っていくよ。無視されたらどうしよう(笑) サングラス越しのシカト(笑)」ライブ映像。
「声明」イントロの登場シーン。松本さんステージセンターでお客さんを煽る。「GO FOR IT, BABY-キオクの山脈-」
2サビからCメロの松本さん歌唱パート。MC、稲葉「メンバーの中で豊中に帰ってきたのが1名いますけども。その件に関しましては追ってお話しさせていただきたいと思います(笑)
渋みとか苦みとか増していく一方の年齢になってきましたが、甘酸っぱい雰囲気を味わってください。」
ライブ映像「SAFETY LOVE」イントロから1番まで。MC、稲葉さんから振られる形で松本さんが豊中の思い出を話す。
稲葉「いくつまで豊中にいたんですか?」
松本「小学校3年生まで。」
(客席から「上小!」と声が挙がる)
松本「あ、小学校の後輩?」
稲葉「上小の人いますか?」
(数名手を挙げる客席)
松本「半世紀ちょっと前にこの街に生まれて、こういう形で戻ってこれてめっちゃ嬉しいです。どうもありがとう(お辞儀)」(松本さんここで話を終わらせようとするも、引き続き松本さんに喋らせようとする稲葉さん)
稲葉「街の雰囲気とか変わりました?」
松本「わざと話し振ってるよね?(笑)
(大阪弁で)会場の外から出てないから知らんよ!(笑)」(大阪弁の松本さんに客席から歓声が挙がる)
松本「あ、豊中の駅前の病院が自分の生まれた場所なんですよ!」
稲葉「そういう話しを聞きたかった!(笑)」稲葉「彼(松本さん)がいなければ、こうやって一緒に活動してることもなかったわけですからね。こんな偉大なギタリストを生んでくれて、私からも豊中の街に感謝いたします!(お辞儀)」
松本さん客席に投げキッス。ライブ映像、「裸足の女神」。
間奏のドリル渡しから、ラストサビ、最後のナナナコーラス。最前列のお客さんにマイクを向けて歌わせる稲葉さん。歌い終わったお客さんと思いっきりハイタッチ。
2回そのやり取りをした後、松本さんにもマイクを向けてナナナコーラスを歌わせる。
歌い終わった松本さんの額に、稲葉さんがチュー。
客席から悲鳴のような歓声。ライブ映像、「juice」「ギリギリchop」「Still Alive」のダイジェスト。
ライブラストMC。
稲葉「ヘーイ! 豊中ー!」
(稲葉さん、隣の松本さんに耳打ち)
松本「豊中ー!!!」
せーの、おつかれー! どうもありがとうー!
本編終了。
冒頭と同じシチュエーションの椅子に座るおふたり。松本「いかがでしたでしょうか?
Pleasure2018のライブもいよいよ近づいてます。皆さん是非足を運んでください。
松本孝弘でした!」
稲葉「稲葉浩志でした!」稲葉さん満面の笑みで終了。
今回も正味45分ぐらいの映像。
オフショットはもちろんのこと、当日のMCや「GO-GO-GIRLS」「SAFETY LOVE」などの貴重なライブ映像も見ることができて今回も見応えがある内容でした。
前期の感想にも書きましたが、映像作品化されることを強く望みます。
ミュージアム&オーディオガイド
- ミュージアムの展示品の構成(並び順)は前期と変わらず。
(ゴールドディスク→レコーディングブースの再現→ギター、マイク、アンプなどの展示→ステージパス→ツアーグッズ→ハリウッドロックウォークの手形→ビデオエリア→歴代の衣装→ステージ模型→歴代のアーティスト写真→衣装その2→グラミー賞受賞時のモニュメント→松本さんの私物と手書き譜面→稲葉さんの譜面と手書き歌詞) - ミュージアムの出入り口、待機列に掲示してある写真や、ミュージアム最初のエリアのゴールドディスクとB’zおふたりがサインしたパネルは前期と同じ。
- ヒストリー、後期の2003年からの年代順のアーティスト写真と活動履歴。2018年の欄には、DINOSAURツアーの千秋楽の大阪公演でのPleasure2018ツアーのサプライズ発表の様子が文章で記載。2018年の欄の左隣には、前期と同じくモニターが設置、公式YouTubeのヒストリー動画が上映。
- ヒストリーのオーディオガイド、2009年のMY LONELY TOWNのエピソード(松本さんいわく、会心の出来の一曲。稲葉さんいわく、あのリフはカッコいい。軍艦島のMV撮影は島に行くまでが大変だった等)。
- 2011年のC’monの話。東日本大震災の当日、稲葉さんはC’monのアルバム曲の歌入れのレコーディングで日本(東京?)に滞在していて、あの地震を生で体感していた。揺れが起こって外に出たら公園の木々が大きく揺れていてこれは只事ではないと感じ、レコーディングが中断された。日本中が「中断」されたような感じだった。他のミュージシャンもそうだと思うけど、僕らは音楽を届けて、やれるべきをやるしかないという結論になった(松本さん:僕らには音楽しかないからね。)。ツアーの初日が宮城で、ライブ前に現地の人から重たい、生々しい話もいろいろ聞いた。ライブでは現地のお客さんのパワーに僕らが逆に元気づけられた。
- レコーディングブースの再現エリア。アルバムACTIONの思い出。松本さんも稲葉さんもあのアルバムは思い出深い。光芒がファンの人たちからの人気が高いというのを聞いている。
- 楽器展示エリア。例の松本さんのピンクのギターもしっかり展示。「Hero is Back!」みたいな文言がテープで貼られてました。
- 松本さんのアンプエリアにサイレントオークションの告知案内あり。青色のアンプの上に、松本さんの私物のデビルマンのフィギュアも一緒に展示。BIG MACHINEツアーでも実際にステージ上のアンプの上に置かれていた。今後のライブでも使われることがあるかも?とのこと。
- マイクスタンドのエリアでオーディオガイド。Q&AのMVの撮影の流れで、スタンド部分に光るLEDが埋め込まれている特注のスタンドが作られていた。ここ最近は「志」の文字が彫ってあるスタンドが使われている。いくつか種類はあるが毎ツアーごとに作られているわけではない。この志のスタンドを使うようになってからは雑に扱わずに丁寧に扱うようになった。
- イヤーモニターやドリルなどの展示でオーディオガイド。松本さんいわく、裸足の女神で使用してるドリル、MR.BIGに倣って使うようになった。展示してあるPleasure’92のステッカーが貼ってある黄色のドリル、これ以上の音が出るドリルに出会ったことがない。同型のドリルを購入しようと思ったがモデルチェンジで生産中止になってしまったので手に入らなくなってしまったのが残念。
- ロゴの話でオーディオガイド。歴代のロゴ、初期はB’z自体が読めないことを考え発音記号をロゴに使ってたりした。7th Bluesの頃はエンブレムのようなロゴで思い出深い。ツアーごとにロゴを変えてたりしたこともあったが、最近は今のロゴに落ち着いている。
- オーディオガイド、ハリウッドロックウォーク殿堂入りの話し。おふたりいわく、スティーヴ・ヴァイさん等からのお声掛けであの場に立たせてもらった。歴代のレジェンドミュージシャンに並んで自分たちの手形が並んでるというのはとても光栄。手形取りの時に、手形を取る土台が机ごと倒れて再度取り直しをしたというエピソードも。
- ビデオエリア。2003年以降のライブ映像やMVが上映。自分が確認したのは、MAGICツアーのDIVE、CIRCLEツアーの愛のバクダン、OCEANのMV、SPLASH!のMVなど。
- 衣装エリア。2003年のFinal PleasureツアーのLOVE PHANTOMの衣装や、BIG MACHINEのドクロのイラストの青色のジャケットなど。
- オーディオガイド、BIG MACHINEツアー。アラクレのモトクロス演出。ステージから見たら、客席のみんなが口を開けてステージ上のバイクを見ていた。バイクの排気ガスやガソリンの匂いがステージに充満して、実はステージ裏にファン(扇風機)を置いて客席側にガスを逃していたとのこと。
- オーディオガイド、2008年のPleasure 2008 -GLORY DAYS-の思い出。デビュー前に使用していたスタジオ、サウンドジョーカーをステージ上に再現。だからその手を離してをカラオケで演奏した話しから、デビュー当時はギターセミナーでTM NETWORKのサポートメンバーの松本さんにスケジュールを併せて全国を回っていたという話しに。松本さんがギター講座を行なった後、稲葉さんが後から登場して、カラオケの音源で歌とギターのみ生音で5・6曲演奏していた。稲葉さんいわく「あれでだいぶ鍛えられた。」
- ステージ模型。オーディオガイド、Final Pleasureの思い出。台風直撃で雨が降ってて寒かった。地面も土で泥だらけだったのでお客さんが大変だった。「Final Pleasure」というツアータイトルについては、松本さん「まぁその辺はあやふやな感じで」。稲葉さん笑い。RUNのサイリウム演出は事前に本当に知らされていなくて、稲葉さんは水分補給か何かでドラムセットのほうを向いていてパッと客席側を見たらあの光景が広がっていてとても感動したとのこと。
- 歴代のアーティスト写真。B’z Partyサイトで使われているおふたりが肩を組んでいる写真の別バージョンを確認(向かって左側が稲葉さん、右側が松本さん)。
- 衣装エリアその2。各年代ごとにエリア分けされていて、その上部にあるモニターにはその時のライブ映像が上映。2018年のエリアでは、未発表のDINOSAURツアーのライブ映像が上映されていました(他の映像作品のようにカメラ割もしっかり編集されてました)。自分か確認したのは「孤独のRunaway」と「CHAMP」。撮影場所はおそらくさいたまスーパーアリーナ。
- 稲葉さんの直筆歌詞。Still Aliveの仮タイトルは「孤独な矢の如く」。その他、「BURN-フネツノフェイス-」「Don’t Wanna Lie」の仮タイトルもがらっと変わってました(内容失念)。歌詞の内容もだいぶ変わってました。
- 「ARIGATO」の歌詞はBANZAIの歌詞の裏側に書かれてました。こちらの仮タイトルはTreasure Landでも展示されていた通り、「そこに誰もいなくても」。
- 稲葉さんの私物、前期に展示されていた横浜国立大学時代の写真がなくなり、バイクのヘルメットやライダースジャケットなどが展示。
- 松本さんの直筆譜面。イチブトゼンブの仮タイトルは、「イチブとゼンブ」。その他、「OCEAN 海猿」や「CHAMP セブンイレブン」など。松本さんの私物は前期とほぼ変更なし。追加で、自宅の飲み部屋に飾られているというGLAYのTAKUROさんからの頂き物の「TAK BAR」のネオンモニュメントが展示。
- オーディオガイド、Larry&Takのグラミー賞。アルバムを発売してしばらく経った後、B’zのレコーディングを進めている中でマネージャーからノミネートの話しを聞いた。松本さんいわく、絶対取りたいと思っていた。受賞の瞬間は、事前にスピーチを考えたりせずにその時思った感想を素直に話した。その後いろいろ取材(松本さんいわく、たらい回し(笑))を受けて、疲れ果ててしまったので受賞後のパーティには参加せずに、稲葉さんらスタッフとともにいつも行っているこじんまりとしたお店に飲みに行ったとのこと。稲葉さんは受賞式には参加できず、外でマネージャーと一緒に一報を聞いた。受賞後はなかなか松本さんと会うことができず、合流できた時は久し振りに再開できたような気持ちだった。
- ミュージアムの最後に、公式YouTubeの動画メッセージでも告知されていた「B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-」の展示物があり。
- 公式Instagramでも公開されている松本さんの手書き譜面「HINOTORI Love Phantom Opus2.」(左上の日付は「2.15.2018」)と、稲葉さんの手書き歌詞。
- オーディオガイドの解説いわく、Pleasure2018ツアーのために書き下ろされた未発表新曲「HINOTORI」の譜面と歌詞とのこと。松本さんいわく、「LOVE PHANTOMの続編を2・3年前から作ろうと思っていた。あの曲自体壮大な雰囲気な曲なので、今回のも同じような路線を考えている」。稲葉さんいわく、「歌詞はLOVE PHANTOMは男性目線だったのに対して、今作は女性目線での歌詞にした。恋心が燃え上がって火の鳥が生まれたようなイメージ」とのこと。
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