6/27発売の音楽雑誌「GiGS」に、松本孝弘のインタビューとアルバム「Strings Of My Soul」全曲解説が掲載されています。
▽GIGS
7年ぶりのソロ・アルバム『Strings Of My Soul』に込められた魂の音色
Tak Matsumoto
GiGS (ギグス) 2012年 08月号
posted with amazlet at 12.06.27
シンコーミュージック・エンタテイメント (2012-06-27)
カラー4ページ。
松本さんのインタビュー部分は実質1ページ。
後半2ページに使用ギターと機材の解説と、松本さんによる全曲解説。
B’z Partyの次回の会報にも全曲解説が載りそうな気がしますが、一応ご紹介。
- #1090 千夢一夜
- 途中に出てくる女性の中国語の語りのバックにギターソロを足した。
- MOMENT
- ガットギター・パートを全部録り直した。
- Live Life
- アメリカのリスナーにちゃんと受け入れられるものにしたい…というのがあって。作詞家とボーカルの選択は、(プロデューサーの)ポール・ブラウンさんに任せた。いい仕上がりになって感謝しています。
- TRINITY
- この曲はもう非の打ちどころがないくらいクォリティーが高いと思っている。録り直したパートもイントロのメロディのみ。
- BLUE
- ギターソロが新テイク。曲調のわりに熱く弾きすぎたかなと思ってポールさんにどう思うか聞いたら、「ピンク・フロイド・ミーツ・スティービー・レイ・ヴォーンみたいでいいじゃん」と返してきて(笑)。すごく面白いと思うと言うので、そのまま活かした。
- 華
- Dメロ・パートを全部弾き直している。前のテイクは歪みが強くてやかましかったので、もう少しサラッとさせた。
- 恋歌
- この曲の後半のソロは総取っ替えした。アドリブで弾いたフレーズをコピーして、さらにハモリを乗せていくというアプローチを採っている。
- sasanqua~冬の陽
- 昔から自分の中でとても好きな曲。この曲もあまり直したいところはなくて、ソロ・パートの最後に少しハモリをつけた程度。
- THE WINGS
- ガット・ギターを録り直ししている。それにポールさんをフィーチャリングしている。彼が弾いたソロに僕がハーモニーを乗せたりもしている。
- SUKIYAKI featuring LARRY CARLTON
- もともとは僕のソロの後、ピアノ・ソロにいく構成だった。ただ、ラリーさんが参加してくれることになったので、間奏を伸ばしてソロを弾いてもらった。
- MY FAVORITE THINGS
- この曲はギター・ソロで今の自分を表現したくて、ストラトを使って改めて弾いた。
- Romeo & Juliet
- この曲は昔のテイクが若すぎるというか、うるさすぎて(笑) とにかくやり直さないとダメだなということで、もう自分のパートはほとんどやり直した。
- 99
- 昔のテイクをエディットして再構築した。サビ・パートは、ハモリも含めて全部弾き直してる。ギター・ソロは本当に若々しくて、今はこんな風に弾けないなというのがあって、そのまま残すことにした。
インタビューの中では、アルバム「Strings Of My Soul」が8月に欧米でリリースされることについても言及。
『「TAKE YOU PICK」はラリーさんとのコラボレート作品だったので、今回が僕の海外ソロデビュー作になる』と言っておられますが、「TAKE YOUR PICK」より前に2003年に「華」が海外発売されてますよねw
また、別冊付録の「音楽学校の本2013」の中で、松本さんの出身校の専門学校であるミューズ音楽院の紹介の記述あり。
DISC REVIEWのページにも、アルバム「Strings Of My Soul」の紹介記事が小さく載っています。