日本音楽制作者連盟(FMPJ) 、日本音楽事業者協会(JAME) 、コンサートプロモーターズ協会(ACPC) 、コンピュータ・チケッティング協議会が、「チケット高額転売取引問題の防止」を求める共同声明を発表しました。
8/23 朝日新聞、読売新聞にアーティスト115組、24イベントが連名で意見広告掲載
⇒新聞広告(pdf)
私たちは音楽の未来を奪うチケット高額転売に反対します
コンサートのチケットを買い占めて不当に価格を釣り上げて転売する個人や業者が横行している現状に、私たちは強い危機感を持っています。これらの組織的・システム的に買い占めるごく少数の人たちのために、チケットが本当に欲しい数多くのファンの手に入らないことに強い憤りを感じています。転売サイトで、入場できないチケットや偽造チケットが売られるなどして、犯罪の温床になっていることにも憂慮しています。
また、私たちアーティストがあずかり知らないところで自らのライブチケットが高値で転売されることで、ファンは高い金額を払って大きな経済的負担を受け、何回もコンサートを楽しめたり、グッズを購入できたであろう機会を奪われています。
このように、すべての弊害が音楽を愛するファンに及んでいる状況を放置しておくべきではないと私たちは考えています。
ファンから音楽を楽しむ豊かさを奪う、この「チケット転売問題」について、
皆様にもぜひ一度お考えいただきたいと思います。
B’z PARTYで販売するチケットは、2010年(B’z LIVE-GYM 2010 “Ain’t No Magic” )から、「入場引換券」というシステムを取っており、入場時にしか座席番号がわからないようになりました。SS席は身分証明書の提示が必要です。
同時に、入金が済んだあとに行けなくなってしまった場合、代わりに会員の中から購入者を探すという「マッチングシステム」も導入されました。
また、「B’z LIVE-GYM 2015 -epic night-」では初のデジタルチケット&顔認証システムが導入されました。
昨年のEPIC NIGHTでも、チケット転売の疑いありということで入場拒否されていた、という目撃情報がちらほら出ていました。
とりあえずチケットキャンプとかのCMをがんがん流して助長してる今の風潮はよろしくないかなぁと思います。 https://t.co/8OZWtP15XT
— bassy (@easygoz) August 23, 2016
この転売問題については、これからいろいろと議論されそうですが、
とりあえず、正規の方法でチケットを入手しライブに来てくれることをB’zが望んでいるのだと受け取って、購入手段に関しては、これからもそうしたいなと思います。
B’z公式では2008年頃から不正売買の対応が(↓過去記事)
「B’z PARTY発行チケット 不正売買について」(2008.1.22)
「B’z PARTY優先予約チケット不正売買について」(2008.1.11)