2007年6月21日にZepp Tokyoにて行われた「B’z SHOWCASE 2007 -19-」東京公演のライブレポートです。
※ネタバレ注意!!※
・Zepp Tokyo
・ツアートラック赤・青
・ギターを持ったネズミ
幸運にも参加させてもらった、はじめてのSHOWCASE。
当初は行くつもりではなかったけど、セットリストを見てから「これは何がなんでも行っておかないと!」と思い立ち、参加させてもらいました。
:開演前BGM:毎度おなじみ洋楽ロックがガンガンに。自分が気づいたのはイエローカード、マイ・ケミカル・ロマンス、フーバスタンク。その他にヴェルヴェットリボルバー、リンキンパーク、マルーン5などが流れていたらしい。
まもなく開演のアナウンスが流れてから一気に観客のテンションが上がって、BGMに合わせて手拍子。しばらくしてBGMの音量が大きくなったところで、照明が暗転。
:01.新曲:メンバーがステージに登場した途端、ものすごい熱気が押し寄せてくる。稲葉さんもそれを煽る煽る。
曲はテンポの速い日本語詞の曲。「ALL-OUT ATTACK」+「Magnolia」のような曲調。歌詞はほとんど聞き取れず。ベクトルがどうたらとか言っていたような。あ、サビの出だしは「相乗効果でよくなろう」だった気がする。
Aメロのコーラスでサポメン陣が「SUPER LOVE SONG」((「SUPER ROCK STAR」など諸説あり))と歌っていたので、それがタイトルなのか。次のアルバムの1曲目辺りに来るのかも。
:02.FRICTION:イントロが流れ始めてからさらにヒートアップする会場。掛け合い部分はもちろんみんなで。生で聴きたかった曲が早速聞けて顔がほころぶ。そういえば「シャリがうまいね」とはあんまり聞こえなかったかも(笑)
:MC~03.HOT FASHION:稲「B’zの・・・」 客「Yeah!」 稲「SHOWCASEにようこそ!」と割とあっさりといつもの挨拶。
そして流れてきたのは、17年前に発売されたアルバムの中の1曲。誰がこの曲を演奏すると予想できたであろうか。もう会場、ものすごい盛り上がり。前へ前へ押し寄せる。
サビの「Bye Bye」部分で何度か手を振る稲葉さん。間奏のラップ部分は歌わず。アレンジはCDとほぼ変わらず。
:04.愛のバクダン:イントロはMONSTER’S GARAGEツアーの同じドラムから。HEY!HEY!と盛り上がる観客。「1,2,3!」のところで嬉々として稲葉さんに向かって腕を振り上げてた前の女性が印象的。そこに響くのは東京のボイス!
:05.ultra soul:イントロはおなじみの「ウルトラソウル」コールから。Hi!はもちろん会場全体で飛び跳ねる。この一体感が楽しすぎる。稲「Do it!」→松「ヴェイ!」も健在。アレンジは、MONSTER’S GARAGEツアーと同じアレンジ。このバージョン、好き。
:06.ロンリースターズ:イントロ・アウトロのセリフは生声でなく音源を流してた。ステージ中央でマイクスタンドに捕まって、足を前後に開いた姿勢で熱唱する稲葉さん。
:07.松本ソロ~泣いて泣いて泣きやんだら:テンガロンハットを被って登場のTAKさん。ブルース調のソロを1分ほど。
そして流れてきたのは「SURVIVE」収録の名バラード。みんな微動だにせず聞き惚れる。これは良かった。
仙台では「The Wild Wind」を演奏。そっちのほうが聴きたかったかもw
:08.永遠の翼:そして最新シングル曲。イントロのピアノが流れた途端、歓声が。これもしっとりと聴かせる。稲葉さんの声がCDと寸分違わずの絶好調っぷりで、DVDを見ているような錯覚を覚えた。
:09.太陽のKomachi Angel:JAZZYなアレンジ。マラカスを振る稲葉さん。サビの「エーンジェール!」「Yeah! Yeah!」の掛け合いはみんなで。最後は、おなじみの「パパン・パン・パン・パン」のリズムの手拍子で締め(うちの周りの人たちは間奏部分からこの手拍子を叩いてた)。
:10.銀の翼で翔べ:「みんなで歌える曲を」というMCから演奏されたのがこれ。アルバム曲ながら人気高し。もういらねー!(Hey!)聞きたくねー!(Hey!)、「Talkin’ about you baby!」はみんなで合唱。あー楽しい。
:11.春:演奏されるのはもちろん知っていたけど、イントロが流れた途端鳥肌立った。「The 7th Blues」収録のバラード曲。この曲を聴きにZeppまで足を運んだと言っても過言ではないくらい良かった。歌終わりで、稲葉さん一旦退場。
:12.ながい愛:ストリングスから重厚なリフへ。これも確かイントロで歓声上がってたような。みんな頭振るなり腕を振るなり、思い思いの形で聞き惚れていた。増田さんの体を横に揺らしながらの熱演っぷりがなんとなく印象的。稲葉さんはここからTシャツに着替えて登場。
:13.F・E・A・R:曲前にコーラス練習。Yeah,Yeah,Yeah!! 2回目くらいで稲葉さんが奇声を発して、それをみんなが真似するものだから、思わず「怖い」とw
曲はもう会場のボルテージ一気にアップ。稲葉さんステージを左右に駆け回り煽りまくる。客もそれに必死にくらいつく。ここからハイテンション曲のオンパレード。
:14.juiceイントロ~アラクレ:ステージ左側のアンプに乗って、稲葉さん水吹き。観客、一斉に吹いた方向に移動。
イントロは確かに「juice」だけど歌に入る瞬間に「アラクレ」に変わっているという何とも面白いアレンジ。「とーろーけーる、たーまーしーい」はみんなで合唱。最後のシャウトは確かやらなかったと思う。
:15.BANZAI:この曲、地味に好き。体を揺らしながら盛り上がる観客。サビのBANZAI部分はもちろんみんなでバンザ━━\(゚∀゚)/━━イ 。間奏から三三七拍子調の手拍子から万歳、最後はもちろん一斉に。
:16.ALL-OUT ATTACK:ダークな雰囲気のイントロからおなじみのギターリフへ。会場ものすごい熱気。立乗りで前へ前へ押し寄せる。「オーラータアターック!!」みんなで合唱。最後はステージ中央で客席に背中を向けて十字架ポーズを決める稲葉さん。
:17.Out Of Control:本編最後は1992年発売の「RUN」収録のロックナンバー。まさか2007年にこの曲が生で聴けるとは。選曲した人、えらい。
稲葉さんシャウトしまくり、間奏では増田さんのところに駆け寄り松本さんが笑顔で演奏、サビの英語部分はみんなで合唱。盛り上がらないほうがおかしいくらい盛り上がった。
:ENC~18.ARIGATO:アンコール待ちは5分くらいだったかな。みんな疲れててあんまり手拍子してなかった気がするw
そして演奏されたのは2004年発売のシングル。ライブでは来年の20周年まで演奏しないんじゃないかなんて言われていたのがここに来て聴けるとは。
キーは、Mステで演奏された時と同じ半音下げ。前半は静かに聴いている観客も「そこに誰もいなくてもー!」からまた一気にヒートアップ。腕を降って盛り上がる。
:19.おでかけしましょ:そして大ラスは「The 7th Blues」収録の人気曲。この曲も1994年発売だから実に13年振り。
アンプに乗って観客を煽りながら「おでかけしましょ!」とシャウト((テンションあがりまくった自分は、稲葉さんが言う前に叫んでしまったw))。最後ながらもうみんな物凄い盛り上がり。「雑学王!」はみんなで合唱。間奏部分で増田さんのところで稲葉さんが一緒に頭振ってた。最後のセリフは残念ながら言わず((自分は勝手にひとりで叫んでましたw))。
:おつかれー!:あまりに疲れ過ぎて、腕を上げるだけで一緒に叫ぶ余裕がなかったです(笑)
ステージ中央にメンバー集合。手を振りながら退場。稲葉さんが最後に言ってた「またやりましょう、これ!」って言葉が印象的。
エンディングSEはB’zの曲でなく、Creedence Clearwater Revivalの「Have you ever seen the rain?」。1970年代の洋楽。CMなどで耳にしたことあるかと。
その他に印象に残ってるMCは、
-稲「ちょっとお台場に遊びに来たらB’zのライブやってたって感じで(客:えー(笑))、ニュートラルな感じで楽しんでください。・・・ちょっとこの辺(ステージすぐ近くの客席を指差す)はあんまりニュートラルな雰囲気ではないですけど(笑)」
-メンバー紹介で増田さんが「激戦(チケット取るのが)」という言葉をよく使ってた
-シェーン「Tokyo I Love you」
-稲「最近の近況は?」松「映画をよく観てるよ。えっとね、テキサス・チェーンソー!」稲「いや、B’zの近況を・・・」という流れ(笑)
-松「去年の秋からずっとレコーディングしている。楽しみにしていてください。」
-稲「-19-って適当につけたようなタイトルだけど(笑)、19があるから20がある。」
-稲「今回はこういう場所でやらしてもらったけど、やってみるとあんまりいつもと変わらない(笑)」
メモとか取ってないので、ほとんどうろ覚え。詳しくは、他のブログさんでご確認ください(笑)
ということで、本当に贅沢なセットリストで、ドームツアーのような派手な演出はもちろんなかったけども、これだけ充実した内容のライブというのはなかなかないんじゃないかなぁと。
B’zのライブに今まで5回ほど参加させてもらってるけど、ベスト1といっても過言ではない内容だったかと。
大きい会場のライブは、一般向けのことも考えなくちゃいけないからどうしてもシングル曲中心になっちゃうもんね。まさにコアなファン向けのライブだったと思います。
ライブ中に撮影してたけど、果たして日の目を見ることがあるのだろうか。きっと記録用か、PV等の素材として使う用のような気がする。
そもそも今回のSHOWCASEの開催意図がいまだによく分からないからね。今までのSHOWCASEの定義から大きく外れちゃってるし。すっかりZeppツアー。ツアーはやらないって言葉、信じてたのに。(笑)
とにかく、参加できたことを本当に心から幸せに思えるライブでした。ありがとうございました。
・SHOWCASE限定Tシャツ
余談だけど、スタッフTシャツが見たことないデザインのR&R Tシャツだった。黒のような紫のような濃い色合い。あれもビーパで販売されたりするのだろうか。
関連:
B’z LIVE-GYM 2006 MONSTER’S GARAGE 8/13東京ライブレポ